着物を美しく着る雨コートの使い方

和装雨コートを着る時には、まず着物の裾を上げるようにすると裾さばきが良くなり、着物の裾が汚れる心配も無くなりますから雨の日でも快適に着物を楽しむことができます。

裾を上げるにはまず上前の裾を帯の上線に合わせてクリップ2個を使って止めてください。
下前も同じように帯の上線に合わせてクリップで止めたら、後ろを裾が綺麗な状態でお太鼓にかかるようにします。
後ろの裾がたるまないように気をつけつつ雨コートに袖を通したら、紐を結んでスナップをして着てください。
外出先などで雨コートを着る時、周囲の目が気になる時には先に雨コートに袖を通して背を向け、そのまま裾を上げてクリップで止めるようにすると美しく着る事が出来ます。

逆に脱ぐ時にはスナップと紐を外し、裾を止めていたクリップをそのまま外せば大丈夫です。
後は下前と上前の裾の乱れを確認して雨コートを脱ぐようにしましょう。

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