和服はとても興味深く奥深い文化であり、知れば知るほどその魅力に惹き込まれること間違いないですので、皆さんにあまり知られていない着物の作りについて紹介いたします。
和服は幅がだいたい38センチで、長さは約120センチの反物から仕立てることにより作られるので、それぞれのパーツごとに長さなどが異なりますが、反物を捨てることなく無駄なく使い縫いこんでいき完成させますよ。
もし、古い着物を再使用したい場合や、他の着物へと仕立て替えしたい場合、その和服の特製を活かすことにより、様々な部位や小物へと生まれ変わることができるのです。どのような形であっても、布を最後まで大切に扱うというのは、物を大切にする国民性ならではですし、この考え方はずっと受け継いでいけるといいですね。